一度でも宝くじを買ったことのある人は多いのではないでしょうか。
たとえ数百円で損をしていても、当たればうれしいものです。それが、数千万、数億円、はたまた数億円ともなれば、喜びもひとしおです。
しかし、世界には想像を絶する当たりくじが出ることがあります。
今回は、そんな世界の宝くじ事情を当選金額とともにご紹介していきます。

世界発売している宝くじ!どんなものがあるか気になります!
宝くじ世界最高当選額は2,970億円!!?
2022年11月8日、世界中が驚く出来事が起こりました。あまりにすご過ぎて、想像するのさえ難しく、当事者も実感がわかなかったのではないでしょうか。
その出来事というのが、アメリカの宝くじ「パワーボール」で大当たりが出たことなのです。その額なんと20億4,000万ドル。日本円にして、2,970億円にのぼります。
1枚の宝くじでは、世界最高金額ということです。
この宝くじは、数字6つの組み合わせを選びもの。
約3か月間当たりが出ずに、キャリーオーバーを重ねたとのことです。当たりの確率は、2億9220万分の1だというから驚きです。

2970億円って!宇宙旅行やプライベートジェット買ってもお釣りが出ますね!
アメリカでは当選者は名前を公表する!?
この宝くじは、すぐにカリフォルニア州のロサンゼルス郡にあるパサデナで売られたことまではわかりました。ところが、当選者はなかなか名乗りを上げませんでした。日本人の感覚だと、当たったことが周囲に知られたら、うれしさよりもさまざまな犯罪に巻き込まれるのではないかと心配してしまいます。
一方、アメリカでは、当選者が大きな小切手を持って笑顔でインタビューされている姿をテレビでよく見ます。なんでわざわざ当選したことを周囲に言ってしまうのか、それもテレビでと思うかもしれませんが、アメリカでは8割近くの州で宝くじの高額当選者は、氏名などを公表しなければなりません。
今回発売されたカリフォルニア州もその一つですので、カリフォルニア州で当選金額を受け取る場合は名前が公表されてしまいます。
名前公表の理由は公平性のアピール
なぜ、アメリカでは氏名などを公表するのかわかりますか?
それは、当選日に番号などが任意に選ばれて宝くじ関係者が賞金を手にしないようにするため。
またきちんと宝くじを買った一般の人が当たっていることを世に知らしめて、公平性をアピールしているのです。さらに言えば、当選者を公表することで自分も当たる可能性があると宝くじファンに思わせるPRも兼ねています。

アメリカでは当選したら絶対に名前を公表しないといけないんですね!
何はともあれ、これだけの情報社会の世の中です。名前がばれるだけならまだしも、高額の金額を手にしたことが多くの人に知られてしまうのですから、気をつけなければいけません。実施に、詐欺や殺人にみまわれた当選者もいますので、犯罪に巻き込まれる可能性は格段に増えてしまうでしょう。
アメリカで宝くじを買うときは、身バレする覚悟を持たなければいけませんね。日本でも、宝くじが当たれば親せきや友人が増えると言われていますので、当選後の行動には注意が必要です。
ちなみに、アメリカでは当選金の換金は1年間の猶予があります。この史上最高額を当てた人は、「当たった」などと気軽に言い出せないのかもしれませんね。
当選金の受け取りは”一括”or”分割”を選べる
アメリカで高額賞金が当たった場合は、一括か、あるいは何年かかけて分割で受けとる方法があります。
「えっ、一括で約3,000億円も受けとれるの?」と思うかもしれませんが、そうそううまく事は運びません。今回の場合は、一括で賞金を受け取ると9億9,760万ドルに減額されてしまいます。
半分以上減ってしまい残念に思うかもしれませんが、額も額なのでこれだけ減っても、日本円にすると1,456億円を一夜にして手にできるのです。分割の場合は、29年かけて総額を受け取ることも可能です。
世界の宝くじ事情
アメリカには今回、世界最高額を記録したパワーボールのほかにも、メガミリオンズという宝くじが有名です。こちらもパワーボール同様、ロト形式でアメリカ国内の双璧をなす人気の宝くじであり、かつ高額当選金額を打ち出しています。
また、ロトだけが注目されますが、アメリカにはスクラッチくじも充実しています。当選金額はピンキリで、種類も充実しています。ロトくじと同じく、コンビニやスーパー、薬局、ガソリンスタンドなどで買うことができます。
中でも、薬局やスーパーには宝くじ専用の自動販売機まであります。

抽選方法や購入方法まで国によってバラバラなのは面白いですね!
ヨーロッパの「ユーロミリオンズ」
さらに、ヨーロッパには「ユーロミリオンズ」という宝くじがあります。こちらは、フランスで2004年から発売され、現在9か国で販売されています。
こちらの最高当選金額は、1億4,800万ポンドとのこと。日本円にすると、約183億円にのぼります。
また、この宝くじには当選確率がぐっと上がる方法があります。それが「スーパーユーロミリオンズ」というものです。当選数字と近い人に権利があり、何人かで山分けするという仕組みです。共同購入とはちょっと違いますが、近い数字であれば当たりと考えると、なんだかチャンスが広がった気がしますね。
ヨーロッパは、イタリアの「スーパーエイトロ」やポーランドの「ポーリシュロト」、スイスやオーストリアのロトなど、まだまだ人気の宝くじが数多くあります。
アジア各国には宝くじが豊富
もちろん、アジアでも宝くじは多く販売されています。インドやミャンマー、マレーシアにカンボジア、タイやマカオなど、売っていない国を探すほうが難しいかもしれません。
基本的に賭け事が禁止されている中国でさえ、政府が取り扱う公益事業への寄付を名目に販売が許可されている宝くじがあります。
一つは「体育宝くじ」で、もう一つが「福利宝くじ」。
当選金額は意外も意外、キャリーオーバーしていけば日本より多くなることもあります。
2011年には、日本円にして約68億円、2022年には44億円を手にした当選者もいました。
日本人はやっぱり堅実だった
ここまで世界の宝くじ事情を見てきました。当然、日本でも高額賞金を手にした人はいます。
そんな人たちが実際に手にしたお金を何に使っているのかアンケートをしたところ、トップが「貯蓄」で4割以上を占めました。次が、「土地・住宅の改築や購入」で、3位が「借入金の返済」でした。
「宝くじが当たったら仕事も辞めてどっかに旅に行こう!」なんて言葉を聞きますが、実際に「退職する」といった人はわずかに0.3%にとどまりました。
貯蓄に返済など、なんとも日本人の堅実な一面が垣間見れる気がします。
【要注意】日本国内での海外宝くじ購入は違法
日本とは規模が違う世界の宝くじ。日本では賞金の上限金額が法律で決まってしまっているので、十数億円が現状では最高になっています。そうなると、海外の宝くじを買ってみたいと思いますよね。
でも気をつけてください。日本国内では、刑法187条で禁止されて海外の宝くじを買うと捕まってしまいます。
いるのです。よくインターネットなどで海外の宝くじが日本にいながら買えるようなことを言っているサイトがありますが、よく内容を精査してください。中には詐欺サイトなどもありますので、くれぐれも注意して自己責任でお買い上げください。

日本で海外の宝くじを買うのは違法だから注意しましょう!!
ちなみに、アメリカの宝くじは外国人旅行者でも購入が可能です。当選した際には、いろいろと面倒な手続きがありますが、数千億円があたったと考えたらそんなことは苦でもありませんよね。
もし今年2000億円があたったら、もはやそれは億万長者の域を超えた存在になれることは間違いありません。抽選日のドキドキをぜひ味わってみてはいかがですか。


