「宝くじで人生が変わる」――誰もが一度は夢見ることではないでしょうか。
今回お話を伺ったのは、ロト6でキャリーオーバーを含む4億円を当てた山田さん（仮名）。6年間、息子の誕生日を数字に託し続けた彼の挑戦が、奇跡を現実のものにしました。
当たりが出るまでの葛藤、家族との絆、そして当せん後に感じた大金の重みとは？
息子の純粋な一言が続ける力を与えたエピソードや、家族で迎えた運命の瞬間の裏側をインタビュー形式でお届けします。
山田さんが語るのは、「宝くじはただの運任せではない」という考え方。そして、本当の思い出とは？この記事を読めば、宝くじに込められた“夢”の本当の価値を感じられるでしょう！
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息子の誕生日に託した願いが奇跡を呼んだ6年間の挑戦
ー山田さん、最初に宝くじを買おうと思ったきっかけを教えてください。
「いやー、息子が生まれたときは本当に嬉しくてね。何か記念に残せることをやりたいなって思ったんですよ。そのとき、たまたまロト6のCMを見かけて、『これだ！』って。息子の誕生日を数字にして買ったら面白いんじゃないかって思ったんです。」
ー数字を選ぶとき、迷ったりしたことはありませんでしたか？
「最初はね、ちょっと迷いましたよ。でも、妻が『誕生日でいいんじゃない？』って言ってくれて。それを聞いて、『確かにな』って納得したんです。それからはもう、この数字で買い続けようって。」
ー最初はどんな気持ちで買っていたんですか？
「正直、最初は遊びみたいなもんでしたね。『当たるわけないよな』って思いつつ、でも、記念になるし続けてみるかって感じで。毎週買ってるうちに、それが習慣になってきて。息子が物心ついてからは『パパ、また僕の誕生日で買ったの？』って嬉しそうに聞いてくるんですよ。それがまた嬉しくてね。」
ー家族の中で、どんな会話が生まれていましたか？
「いやー、毎回『今週はどうかな？』とか、『もし当たったらどうする？』なんて話して盛り上がってましたね。息子も『僕の誕生日、絶対ラッキーナンバーだよ！』とか言うし、妻も『まあ、いつか当たるんじゃない？』って。ちょっとした家族のイベントみたいな感じでしたよ。」
ー6年間も同じ数字を買い続けるって、なかなかできないことですよね。
「そうだね。でも、数字を変えるなんて考えたことなかったよ。この数字には息子の誕生日っていう大切な意味があるから、それを変えたらなんか裏切るような気がしてね。『この数字で当ててやる！』って、なんか勝手に使命感みたいなのが湧いていました。」
やめたら終わりだった。それでも息子の一言で買い続けた理由
ー山田さん、6年間も続けていれば、途中で「もうやめようかな」と思ったこともあったんじゃないですか？
「そりゃあ、何度も思いましたよ！1年目はまだ『そのうち当たるかも』って軽い気持ちで買えてたんです。でも、2〜3年目くらいになると、何にも当たらないし、『これ、本当に意味あるのかな？』って思い始めて。正直、やめてもいいかなって考えた時期もありました。」
ーそれでも続けられた理由は何だったんですか？
「ある日、宝くじを買いに行くのを忘れちゃったことがあったんですよ。そしたら息子が『パパ、僕の誕生日買いに行かなきゃ！』って言ってきて。それを聞いた瞬間、『ああ、これって息子との大事な約束みたいなもんだな』って気づいてね。息子があんなに楽しみにしてくれてるのに、勝手にやめるわけにはいかないなって。」
ー息子さんの言葉が大きなきっかけになったんですね。
「そうそう。なんか、あのときの一言がすごく刺さったんだよね。『これを続けることで、息子との大事な時間を作ってるんだな』って思えたんです。それで、もう迷うことなく続けようって決めました。」
ー買い続ける中で、他にも家族から励ましの言葉はありましたか？
「妻も『まあ、趣味みたいなもんでしょ』って、笑いながら応援してくれてましたね。『当たらなくても、楽しめてるならそれでいいじゃん』って言ってくれて。そう言われると、なんか気楽に買い続けられた気がします。」
ーそれでも簡単ではなかったですよね。
「いや、本当にそう。でも、続けるうちにね、『これ、もしかしてただの宝くじじゃないのかもな』って思うようになってきたんです。家族で話題にしたり、笑ったりできるきっかけを作ってくれてるから、それだけでも価値があるなって。」
運命の瞬間、大当たりが家族に訪れた夜のドラマ
ー山田さん、大当たりを知った瞬間のことを教えてください。
「あの日もいつものように仕事から帰って、晩ご飯を食べた後でスマホをチェックしたんですよ。『まあ、また外れだろうな』って感じでいつも通り見てみたら、番号を見た瞬間、え？って手が止まってね。何回も見直したけど、やっぱり全部合ってるんですよ。最初は『これ、絶対何かの間違いだ！』って思いましたよ。」
ーキャリーオーバーもあって、当せん金は4億円でしたね。
「そうなんですよ！最初に金額を見たとき、目を疑いましたよ。1等ってだけでもすごいのに、4億円って…。もう頭が真っ白になって、『これ本当に自分に来たの？』ってパニックになりました。」
ー家族にはすぐに伝えたんですか？
「そうそう、まず妻を呼んで、『ちょっと見て！これ本当か？』って。妻も最初は信じてくれなくて、『嘘でしょ！？』って言いながら二人で何回も確認しました。息子にも『ついにお前の誕生日で当たったぞ！』って言ったら、『やっぱり僕の誕生日すごいね！』って大はしゃぎしててね。それ見て、なんか胸がいっぱいになりました。」
ーその後の夜はどんな感じでしたか？
「もう、コンビニに走ってケーキ買ってきましたよ！家族でお祝いして、『ローンも全部返せるね』とか、『旅行も行けるぞ』なんて盛り上がってました。あの夜は、本当に特別で、最高の思い出になりましたね。」
ー改めて、大当たりの瞬間に感じたことは？
「やっぱり、続けてきて良かったなって思いましたね。途中でやめてたら、この奇跡は絶対なかったわけだから。家族で楽しみながら続けてきたことが、こんな形で返ってくるなんて、本当に夢みたいでしたよ。」
4億円の重みと向き合う、家族で決めた使い道の約束
ー山田さん、4億円という大金を目の前にして、最初にどんなことを考えましたか？
「正直、桁が大きすぎて『どうすんだこれ？』ってなりましたよ（笑）。普段の生活じゃ絶対扱えない額だから、嬉しい反面、ちょっと怖いなって気持ちもありましたね。」
ーまず何をしましたか？
「とりあえず妻と話し合いですね。『まずは冷静になろう』って。で、最初に決めたのが家のローンを全部返そうってこと。これだけでも、家族の生活がすごく楽になるからね。それだけでホッとしました。」
ー使い道について、家族全員で話し合ったんですか？
「もちろんです。息子にも『何が欲しい？』って聞きましたよ。そしたら『新しい自転車がいい！』って。もう、かわいいですよね（笑）。あとは教育費にしっかり貯金して、息子が将来困らないようにしました。」
ー大金を手にしたら、つい贅沢したくなるものじゃないですか？
「いや、それはグッと我慢しましたね。妻も『派手に使うと後で困るよ』って言ってくれたし、何より『このお金は家族の未来のために使おう』って決めてたから。大きな買い物は控えて、将来のために計画的に使おうって話になりました。」
ー他にはどんな計画を？
「家族で旅行に行く計画を立てましたよ。息子が飛行機に乗りたいって前から言ってたんで、これを機に海外旅行もいいなって。妻とも『せっかくだから思い出に残ることをしよう』って盛り上がってます。」
ーこのお金が家族にどんな影響を与えたと思いますか？
「何より、将来への安心感をもらえたってことですね。贅沢はしなくても、『これで何かあっても大丈夫』って思えるのがすごく大きいです。家族で話し合いながら使い道を決めたことも、絆が深まった気がしますよ。」
当たるまでの時間こそが最高の思い出に
ー山田さん、宝くじを買い続けてきたことで、一番大きな気づきは何でしたか？
「やっぱりね、宝くじって当たるかどうかだけが全てじゃないんですよ。当たるまでの時間をどう楽しむかが、実はすごく大事なんだなって。毎週買うたびに家族で笑い合ったり、話したりして、それが結果的に宝物みたいな思い出になったんです。」
ー当たった後、人生に対する考え方って変わりましたか？
「うん、少し変わったかも。何かを続けるっていうのが、どれだけ大事かって改めて実感しましたね。大金が当たったのももちろん嬉しいけど、それ以上に、家族で夢を追いかけた時間が人生を豊かにしてくれたんだと思いますよ。」
ー本日はありがとうございました。これから宝くじを買おうと思っている人に、一言お願いします。
「宝くじってね、ただの運試しじゃなくて、日々の楽しさを増やしてくれるものだと思うんです。『当たったらいいな』くらいの気持ちで、誰かと一緒に夢を共有しながら楽しんでみてほしいですね。その時間こそが、きっと最高の思い出になるから。」
インタビュアー
ロト・ナンバーズ当選生活 編集者
ケイコ
「当サイト編集者にして、1児の母親。グルメ雑誌の元編集者で結婚、出産を機に当サイトに活躍の場を移し奮闘中！とても優秀だが溺愛する息子に好かれるために、日頃から甘やかしすぎているのがたまにキズ。」
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